「――――― ああッ、やめて…ッ!」


教室の中央の梁から伸びる二本のロープ。
その先はキースの両足がそれぞれ結ばれ、高く吊り下げられている。
背は丸まる形で床に付いているから体勢的に辛くは無いが、広げさせられた両足は局部を真上に全て晒す形で拘束されていた。

「あ…ッ、ああッ! ―――― いや…、見ないで…ッ!!」

周りには数十人のクラスメイト達。
股を広げられ、ペニスも奥まったアナルも全て男達の視線に晒されたキースは、羞恥のあまりに胸の前で拘束された腕をぎゅっと握り締める。

「ははは! お前の恥ずかしいところ、丸見えじゃねえか!」
「尻の穴も玉も、良く見えるぜ?」
「見ろよ!コイツの尻、ひくひく動いてやがる!」

口々にはやしたてながら、キースの股間を覗き込む男達。

(…見ないで―――――ッ!!!)

羞恥にキースがぎゅっと瞳を瞑る。

局部という自分の最も弱い部分が今、
男達の手の内に晒されている。
拘束され、みっともなく晒されて、
言いたいように辱められているのだ。

抵抗することも出来ずに自分は、おそらく男達に局部を玩具にされ、遊ばれてしまうのだろう。
分かっている。
それが自分の役割。
恥ずかしい股間をこうして男達に捧げ続けるのが、自分に与えられた唯一絶対の永久指令だった。


「う…ッ、うう…ッ」

「コイツのココ、全部俺たちの好きにしちゃっていいんだろ?」
「局部、虐待しまくれって先生が。」

その言葉に、びくりと体を揺らすキース。
信じられないと、絶望の瞳で寝かされた床から男達を見上げる。

真上を向いたキースの局部は、丁度男達の腰より少し低い位置にある。体がびくりと震えた拍子に、宙吊りの足も腰も同時にびくりと揺れた。

「よかったなあ、キース?お前のみっともないココ、皆で虐待してくれるようだぜ?」

「う…、ああ…! どうして…、どうして…ッ!!」

男が吊り上げられたキースの太ももの内側をさらさらと撫で上げれば、恐怖に震えるキースが両足と腰をびくびくと痙攣させる。

両腕を胸の前で縛られたまま、背と肩を床に付け、Yの字に開かされ吊るされた両足をがたがたと震わせるキース。
その拍子に腰の動きに合わせて性器もぶらぶらとみっともなく揺れたが、恐怖に慄くキースには気にする余裕がなかった。


「ああ、どうして…ッ!!? 今までちゃんと、好きに使わせてきたじゃないか…ッ!!」

体を捩って、両足をばたつかせても、両手、両足を縛るロープはびくともしない。


「甘いな、キース。お前が思っているより、もっと…、

…………お前は、皆の玩具なんだぜ?」


ぴたりと止まるキース。
見開かれる美しい瞳。
真っ青になった、眼下の美貌。


「お前見るだけで、性器勃起すんのに、
尻の穴で肉穴奉仕するだけで開放させられると思ってんのかよ?」

この穴奴隷が、と、そう嘯いて、
周囲の男達が、興奮しきった性器を取り出し、見せ付ける。
天を向きそそり立つそれらは、けれどすぐに自分の肛門に入ってこようとはしなかった。


「もっとお前を、みっともなく痛めつけたい。
もっとお前をみっともなく喘がせたい。」


男達の視線が注がれるのは、自分の局部。
あられもなく、恥ずかしいところ。



「ああ、キース…。ここが…、

お前の一番…、大事なところ。」



さわりと、男がキースの局部に指先を這わせ始める。
微かに熱を持って震える性器に、柔らかな睾丸に、
恐怖に慄いてひくひく震えるアナルに…。
それらの全てをひたひたと撫でながら、男が感じ入ったような、興奮した掠れた声を漏らす。

興奮し始めた男の声に、キースは何の痛みも激しさも感じていないにも拘らず、知らず、かたかたと体を震わせた。


「どこもかしこも…、綺麗だな、お前は。」


恐怖と絶望に見上げる瞳は、黒髪青灰の理知的な美貌。
拘束され吊るされた体は、白くしなやかな美しい肉体。

全てにおいて完璧で純粋無垢な美しい彼は、
ピンク色の肉の窄まりと、標準的な性器を晒して自分達の目下でかたかたと震えている。


つい最近までは、手の届かぬ高嶺の存在であったはずの、
彼のあられもない姿。

男達はこくりと喉を鳴らすと、広げられた彼の大事な部分にそっと手を這わせ、
いっそ優しいほどに彼の恥部をさわさわと撫で上げた。



「…なあ、キース?

お前の大切なココを…、

皆で沢山、

たくさん、虐めてやるよ。」




やさしく囁かれた言葉。

けれど絶望に突き落とす言葉。


キースは逃れられない責め苦を思って、
痙攣したように腰をひくりと動かした。




 
――――
すみません。
移行し忘れ分です。