「助けてください…、教官…、」


弱々しく足元にすがり付いてきたのは、優秀でひどく可愛らしい、あの生徒。

特別教室に入ったとき、既に彼は一人で、
あたりに散らばった白濁と全裸の彼の姿から、彼がここで奴隷奉仕させられていたことがうかがえた。

特別教室に置いてある教材を取りに来ただけなのだが、教材を持って出て行く直前、四つん這いの彼に足の裾を掴まれたのだ。


「……お願いです、教官…。助けて下さい…。
 このままじゃ、僕…、壊されてしまいます…。」

微かにかたりと震えながら、弱々しい声で言う彼。
上気した頬で見上げる彼は、涙と唾液で顔をはらはらと濡らしている。

いつも奴隷奉仕させられているくせに、生徒達に犯されたぐらいで何をと、
彼の尻に目をやって、
教官はなるほどと納得していやらしく微笑んだ。


「キース…。君のアナル、がばがばに開ききっているじゃないか。ここから腸の中まで見えるよ?今日は一体どんな粗相をしたんだい?」


彼の尻穴を頭上から覗き込みながら、
肛門をぱくりと開けたキースに訊ねる。
腸というのは言いすぎだが、肛道のピンクの内壁が、暗い虚を大きく覗かせており、
弛緩しきってしまっているのか彼は微かに穴を痙攣させるだけだった。
拡張を施されたのであろう彼のアナルは、子どもの腕ほどには開ききっていた。


「ああ…。教室に、入ったとき…、
アナルで、柱にマーキングを怠ったからと…ッ…。」


震えながら答えるキース。

ああ、そうだ。
この子は犬でもあったのだ。

「・・・それで?」
「…教室内の、全ての柱にマーキング、しました。
柱の、角に…、お尻の、穴を…こすり付けて…。
でも『足りない』と、クラスメイト達の手で、強引にやり直しさせられて……、
お仕置きが、…必要だと言われて……ッ。」

その時のことを思い出したのか、言葉を詰まらせるキース。
別に彼にマーキングするなどという義務はない。
クラスメイト達の話は、彼を辱めるためのただの言いがかりだろう。
けれど、あらゆる性欲の前では奴隷でしかない彼は、どんなに理不尽なことであろうとも、全てが最優先されてしまうのだ。
マーキングすべきだったと言われれば、それを行なわなかった彼は自動的に粗相したこととなり、肛門への虐待を受けざるをえなくなる。

はらはらと泣く目の前のこの彼は、いかに理不尽なことであろうとも、
きっと、全員の前で、必死にお尻を柱の角にこすりつけたのだろう。
自分は何も悪くないのに、許して欲しくて、
きっといやらしい台詞も沢山言わされたに違いない。

けれど、当然ながら、そんなことでは許されなくて・・・


「……それで、どうしたんだい?」
「この部屋に引きずり込まれて…、穴 の…調教をさせられました。穴の、教育がなっていないからと…。
それからずっと…、穴ばかりを…ッ」

「……具体的には?」


「ぁ……、バイブを咥えたまま、マーキングの練習を…。でも、うまくいかなくて、ケツ穴ドリルを与えられました。
お尻を叩かれながら、ドリル二本で犯されて。
犬なんだから腰を振れと言われて…ッ!」

「じゃあ、自分で腰を振りながら、ドリル2本で犯されたのかい?」

「は、い…ッ…、アナルを、喜んで引っ掻き回されるのが、犬の役割だと…。従うしか、なくて…、
穴をドリルで犯されながら、沢山、腰を振ったのに、…けれど許してもらえなくて…!」

ズボンの裾を掴んで教官を見上げたまま、ぽろぽろと涙を流すキース。

「―――― 粗相のお詫びと、手を煩わせた償いに、全員分の性器を穴で慰めろと…!」


ひくんとキースの体が震え、そのまま床にしなだれ落ちる。
蹲って泣く彼は、そうして無意味に穴を虐待され、男達に犯され続けたのだろう。

本来ならば、ここで彼をいたわってやるのが筋なのだろうが・・・



―――――― 悲しいほどに、彼は奴隷だ。



「――――・・・キース? 君は優秀だ。美しく きれいで、そして賢い。」


そっと彼の艶やかな黒髪を撫でる。
やさしい動きに、キースはひくりとかすかに震えて。



「――――――・・・今度は私のクラスで穴奉仕、してくれるね?」




絶望に目を見開く彼も、やはり可愛らしく愛しいと教官は思った。